20161004

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新作『わたしたちのことを知ってるものはいない/Nobody know』の創作の日々。

遠くのものは関係ない。
そして関わる必要がない。当たり前の理屈だと思う。無傷でいるための方法の一つである。
でも、そういう考えが自分はうまくできない。わたしが、わたしたちという漠然とした茫漠とした外のものを見つめる、その作業に集中していきたい。集中してやりきること、このように新しいことに向けて進むことができるのはこれまでの経験や作品によってだ。ありがたい。いまはそのための創作を続けてる。手探りで、10月2日の稽古時間で手がかりを見つけた。他の人にとっては当たり前の事かもしれないことが、平凡な発見こそが飛躍する可能性を与えてくれる。役者とスタッフの間には差がない、どちらも作品のすべてになる。可能な限りシェアできたら、きっとうまくいくと思う。とにかくやること、手を、脳を、動かす。

チラシも完成してこれからです。京都に下見にもいきます。
新作では沖縄の方角を向いて、そのもっと先も射程に入れてやろうと思ってます。

20160928

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午前4時、作業中です。
最近、見たもんや聴いたもんを思い出したりしたいが、自分の作品のことばかり考えてるので何がなんだか思い出せない。

印象的だったのは新作のアフタートークにお呼びしている映画監督の三宅唱さんの『THE COCKPIT』という映画です。
初めてお会いする際になにを話そうかと思ってましたが、ドイツで自作と一緒に上映されていたこの作品をタイミングよく観れて良かったです。すごくおもろかったし、自分のいつもの稽古場の作業を思い出したり、こうやって周りのなんでもないものから生み出すことが楽しいことならいいよ、って思います。

創作に集中したいけど制作仕事もやってるのでそうもいかず、映画も撮りたいけど時間を生み出せず、ジレンマの日々ですがクリエイティブさは日頃の鍛錬でしか磨けないので錆びないようにやっていきます。料理も相変わらず作ってます。カレーうまいです。これも、楽しいことです。
文鳥のほわや近所の悪党(猫たちの呼び名で顔が傷だらけの野性!)がいることも楽しいことです。

世界中の感情を集めて丸めて小さくしてから、自分なりのやり方で広げてみたいなって思ってます。
そのためにまず、自分の、自分たちの、見てるもんや感じてるもんが流れていくさまを生み出していくライブにしようじゃないかって、「わたしたち」って言葉こそ軽く言えるわけないこの言葉が、ぶっきらぼうに違ったかたちでやってみたらって、そんな感じです。
いつも通り出会った人たちとやってみます。どうなるかってことはわからないですが、いつだってそれでいいです。
なんで知ってるんだってはなしです。知ってる顔のつまんなさったら。
誰にも決めれない、未知のわたしたちに会いましょう。

20160926

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久しぶりに書きます。
今は、演劇に向けて動いてます、創作してます。
十一月は大忙しです。新作『わたしたちのことを知ってるものはいない』を京都と東京で上演します。それから、『Black and White and Ghosts』という作品を大分舞台芸術フェスティバルで上演します。最後まで楽しみたいので、体力気力を上げておかなくては。

沖縄のあちこちを回って記録をのこしたり、記憶にのこしたり、してきたのは今月頭です。
写真はそんな日々のいくつかです。
この先の作業ではそこから派生させたり、日常の個人的なことやズレを共有しながら、日々更新されているものや捨てられてしまうものを拾いながら光をあてるということをやっていきます。いつだって簡単に共有できるものじゃないし、日常のそんなこんなは十分表現することとしてあるはずなのですが、ついつい欲張ってしまうもので、いつだって新鮮なものは外にあり、気持ちだけじゃなく乗り越えていく時にはいつだってユーモアが必要で、ユーモアを持ってぐにゃっと自分を変化させながら芯を持ったままやっていくだけです。
他人の評価を考えすぎた時は閉じていく時です。
みんなそれぞれ良い方向に欲張って行って欲しいです。もちろん俺も。

新しいことに挑戦していくのは楽じゃないですが楽しいことだと思います。

20160915

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おばあちゃんが亡くなりました。
そのことばかり考えたり、思い出したりして、作業していました。
九州の、戸畑の、あの家で過ごした時間のことは残っていて、じいちゃんとおばあちゃんが一緒に思い浮かんできて、どちらももういないんだと思うとやるせないし、もう話せないし、いつだって少し遅れてしまってその時には取り返しはつかない、その時のことを一生懸命に感じ取って、また新しい時間を始めていこうと思います。九州の地に行く時にはじいちゃんとおばあちゃんの顔を思い出すことにします。

九州には行けず仕事です、きょうは十五夜です。

新作に取りかかってます。
タイトルは『わたしたちのことを知ってるものはいない』、英題では『Nobody knows』です。
未知のことへ、世界を広げていく作業を、もっと手を伸ばして触れるためにも。
前作『Black and White and Ghosts』と、その前のWS公演『YOUNG YOUNG MACHINES』ではこれまでと違った発見がありました。今回の新作では八月の終わりに訪れた沖縄のことが入ってくると思います。革命的なもの、共生、不可能性、変容についてのアプローチを掘り下げたいと思ってます。大げさなことはやりたくないですが思考は続けてみます。
今回の出演者のことは稽古で楽しんでみてます。何ができるかはわかりません、理屈なんていらない、そのまんまの状態から、嘘つかず、中身をすり替えず、いつも通り新しくやっていきます。作りたいものが目の前に表れてくるのを逃さなければいいのです。
ぜひ11月、京都にも、東京の桜台にも、ぜひ見に来てもらえたらとありがたいです。

11月の終わりは大分にいきます。
「黒と白と幽霊たち」を携えて、大分舞台芸術フェスティバルに初参加です。
どうぞ、大分の方々もよろしくお願いいたします。

20160823

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東京・谷中での萩フェスが終わりました。
宗林寺の大広間にて。
バストリオ『Black and White and Ghosts』でした。
一発勝負、満員のお客さんの中で、やれましたことを大変感謝しております。
お客さんから、「よくわかんないけど、涙出てきた」って、嬉しいです。
皆さんありがとうございました。いつだって舵切って挑戦あるのみ、自分なりに今までやってないことにこそ価値を置いては向き合って、そして越えたという手応えが今回あります。つまり次へ、ってことです。馴れ合いも妥協もくそったれ、優しさは大事、そんでやれるだけやっていきましょう。

夏ですね。暑い暑い蒸す。よく歩き回った一週間でした。
東京、すっかり変わっていくんでしょうね、眼を見開いていきますよ。
バストリオは、おそらくっていうか、次は十一月です。
よろしくお願いします。

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暑いですね。書いてる今も汗が流れてます。
あっという間に8月です。
実家の両親からは庭で採れた胡瓜とジャガイモが届いて、しっかり食って生きていこうと思います。

この前、久しぶりに菊沢(将憲)さんと会っていろんなことを話しました。
大事な友人であり、表現者として一緒にいると嬉しい人で、いつも刺激をもらいます。スペインの話、映画の話、日本についての話、話すことはたくさんあります。またぜひ一緒に作りたい、そして菊沢さんの作品にも参加できたらと思ってます。ほんとありがたい時間です。

今はノンストップで制作の日々です。
8月11日には、東京の谷中にある宗林寺の大広間で行われる萩フェスにバストリオが参加します。
友人である稲継美保さんの誘いだったので短い時間ですが是非やれることをやり尽くそうと引き受け、がっつり向き合う日々です。
出演は稲継美保、中野志保実、そして一緒にやりたいとずっと思ってた松本一哉さんという充実の布陣です。
時間は限られてますがいつも通り、精魂込めてやります。
先のことも考えたりしますが、いつも大切なのは今です。

20160713

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バストリオ『YOUNG YOUNG MACHINES』が終わりました。
見に来てくれた方々、見にこれなかった方々、出演者や音楽家の方々、関係者の皆さん、ありがとうございます。会場となったKREIという場所に支えられて、いい作品になったと思ってます。

ワークショップから拡げて、新しく出会った人たちとこれからの関係や新しい継続した場所をつくるためにも、本公演とは違った場所を求めて「回転」シリーズからここまでやってきましたが、公演形態や稽古体制など外側から考えなおして実践してきました。本当にやってよかったです。とても良い人たちがワークショップの時から集まってくれたのですが、ちゃんとこのような公演というカタチに持っていくこともできて、これからもこのようなカタチでの公演の可能性を感じることができましたし、バストリオが演劇という場で自分たちなりにやることについて実践から思考することができました。

日常の風景を徹底的に描くこと、想像することは一つの態度です。
参議院選挙と本番の日が重なった10日、なにも書いてない一枚の白い紙を持って前向きに外へ向かって個として出ていけるか、僕は映像、照明、音響のオペを一人でやりながら見つめていました。ひたすら一人一人を見続ける日々は楽しかったです。
あと今回、安永さんとやれたことは大きな収穫でした。

これからやることがたくさん前に見えてます。
バストリオの次は8月に谷中のお寺で、11月頃に京都と東京で本公演です。
色々準備して頭を回すためにも、ひとまず美味いご飯でも食べて一息つきます。

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7月になる前の1日です。
明日からは共有したものを、在りうるものを在るべく紡いでいきます。
想像力と現実が引き裂かれないようにいけたらと思ってます。
日々のなかにあるものが遠ざかる前に行き方を変えた旅を探したいと思ってます。
どこかに平気な顔して行けるように、深刻な顔なんて煙のなかに消えてしまったらいいです。

参加者の皆さんは素晴らしいです。演劇を通して出会いました。
WSはあと6回です。
時間は限られてますいつだって。
手頃なもので安心するより身一つ使ってやらねえことをやってみましょう。

最近、料理に凝っていて美味いものを作るための情熱があります。
簡単なところからでもいろんなやり方が出来るもので、調味料を入れるタイミング、切り方、火加減、速度、、、なんだって試してみて、まあこうなるんだろうなあって考えにこそ立ち向かって作ったパスタはとても美味しかったです。

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迷うための旅がある。動きは規則的じゃない。よく分からない移動だ。理由はないまま知らない場所へと向かう。とても静かに、強い意志を持ち、揺れながら動いている。どこかへ行こうとする私たちは、直線や曲線を描いたりしながらくるりと回ってまた同じ場所に帰ってきたりしてしまう。足元を見つめる。何かが落ちている。これは前に拾ったことがあるものか、それともすでに捨てたものか。手を離れてしまって価値を奪われたその何かがこちらを見つめている。ただ漠然と手を挙げてみる。小さな運動だ。何も起きないかもしれない。何が起きるのか分からない。でも私たちは手を挙げることから始めて、明るい未来を見つめ返すのだ。

20160624

2016年6月24日、WS6日目を終えて。
声を記録したものを使ってみるけど、もっとうまく伝えてあげたら作りやすかったのかもな。でも難しいことをやるって大事だ。
一人一人を見つめてたら、作品のイメージが自然と湧いてきた。

今そこにいる自分を無視しないでやること。
やりたいことは陶酔じゃない。