20161004

image1-2

新作『わたしたちのことを知ってるものはいない/Nobody know』の創作の日々。

遠くのものは関係ない。
そして関わる必要がない。当たり前の理屈だと思う。無傷でいるための方法の一つである。
でも、そういう考えが自分はうまくできない。わたしが、わたしたちという漠然とした茫漠とした外のものを見つめる、その作業に集中していきたい。集中してやりきること、このように新しいことに向けて進むことができるのはこれまでの経験や作品によってだ。ありがたい。いまはそのための創作を続けてる。手探りで、10月2日の稽古時間で手がかりを見つけた。他の人にとっては当たり前の事かもしれないことが、平凡な発見こそが飛躍する可能性を与えてくれる。役者とスタッフの間には差がない、どちらも作品のすべてになる。可能な限りシェアできたら、きっとうまくいくと思う。とにかくやること、手を、脳を、動かす。

チラシも完成してこれからです。京都に下見にもいきます。
新作では沖縄の方角を向いて、そのもっと先も射程に入れてやろうと思ってます。