役者紹介 その五

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小澤薫は背が圧倒的に低いです。
以前、銭湯に小学生料金で入ったという逸話があります。その頃は二十歳を過ぎていてもう大人でした。彼女とは宮沢さんの授業で一緒に舞台に立ったという出会いで、舞台学科にいる魅力的な人という印象でした。その後、映画に出てもらい、淡路島でやった舞台にも出てもらいました。東京には一緒に出てきた仲です。今回の舞台をやるにあたって誘った時に、大喜びしていたのが印象に残っています。なにか作ろうとした時には、彼女の顔と声がなんか頭に浮かんできます。だから、また彼女と一緒にやっています。
小澤薫は声の人です。そういう専門学校にも通っているみたいですし、そちらで活躍していきたいみたいです。自分と同じ一人っ子で、見事なマイペースっぷりを発揮しています。見事です。そして彼女との共同作業はとてもやりがいがあります。あと、たまにズルいです。そして健康とさまぁ〜ずには本格的にこだわりを持っています。
今回、様々な彼女が現れた時には完全勝利となります。よろしくお願いします。
今日の「原始人みたい」は1時間27分でした。
一体感があって今までで一番良い出来でした。落ち着いて作れていたって事だと思います。しかし佑果ちゃんの真面目な姿勢には頭が下がります。素晴らしい19歳です。
さあ、四月ですね。最高のパフォーマンスをしたいんです。やりますよ。
ゆらゆら帝国の解散というビッグニュースには心が揺れました。感動しました。
日本の最強のバンドでした。もう一度ライブに行きたかったですが、理由には納得してしまいます。いつもライブに行けば、確実に踊り狂っていました。「ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまったと感じました」という言葉、過去最高の状態での解散。こんな見事な終わり方。他に知りません。

役者紹介 その四

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橋本和加子はバストリオのメンバーです。
大学時代にコダマと作ったクラブに、ある日入ってきた関西弁丸出しの彼女は、どんな事をする時も全力でやりきろうとひたすら頑張る、とにかく努力の人です。長年ほんとに色々と一緒にやってきました。今回の舞台「原始人みたい」を絶対やりたいのだと、経験少ない彼女は一人立ち上がって、制作と役者、そしてムードメーカーとなって八面六臂の大活躍です。この人がいなかったらこの舞台はなかったということです。
橋本和加子は人の悪口を言わない人です。ふと見ると、だいたい笑っています。笑い顔です。いろいろと尊敬しています。大げさにいえば命の恩人だったりもします。これは言い過ぎかもしれません。あと、とにかくよく寝ます。
ひとまず彼女には光が当たって欲しいと願っています。
ちなみに橋本の次の舞台は五反田団の前田司郎さんが作・演出をする「家の内蔵」です。これも楽しみにしていてください。絶対に面白いと思います。前田さんの舞台は面白いです。
今日の通しにおける「原始人みたい」は1時間26分でした。出来はいまいちでした。
おしっこを我慢していたコダマとハシモトは終わったらダッシュしました。帰りにジュンペイが相当甘えたことを言ったので、少し怒りそうになるが我慢する。結局は集中力の問題だと思う。
太陽の塔は素晴らしいです。大好きです。
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役者紹介 その三

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児玉悟之は京都で最初に話した男です。
入学してすぐ、宮沢章夫さんが担当している授業へと向かうと、まだ授業は始まっていなくて学校に人はいなかった。自分と児玉ともう一人の同級生だけが学校に来ていました。完全にドジな三人はカフェに行って、そこで話をしていたらいつの間にか仲良くなり、自分たちのクラブを作ろうという話になって、それからの仲です。
一年生のときは、ほぼ毎日一緒にいた感じです。初めて話せる奴に会えたという喜びがあったんだと思います。それからは数々のことを共にやってきました。そして三年生になってからは、ドキュメンタリーの授業に集中しだした自分とは疎遠になっていて、たまに会えば長く話す相手でした。
児玉悟之とは7年間の付き合いです。そして作品を一緒に作るのは5年ぶりです。なんて一緒にやりやすいのかという驚きがあります。共通言語がもともと多い相手なので楽なのでしょう。今回の舞台の面白さを理解してくれている人です。役者で頑張っております。ひとまず今は一緒に暮らしています。終わったら温泉でも一緒に行きたいです。
今日、初めての通し稽古をしました。全体の時間の感覚を体感したので、ようやくどういう舞台なのかが見えてきましたが、だからこそ緊張してきました。恐るべき集中力を発揮しなくてはいけません。今日の「原始人みたい」は1時間25分でした。

役者紹介 その二

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滝沢佑果はなんといってもまだ10代です。
ハシモトが舞台をやろうというので始まったこの企画ですが、呼ぶ役者を誰にしようかとなった時に、この人は呼びたいとお願いしたのが彼女です。
ある日、ポかリン記憶舎のワークショップの発表会に出向いた時に、何十人かいる中で眼についたのが彼女でした。朴訥としていて、抜群に面白かった。
滝沢佑果は背が高いです。173cmあります。誘ったら快く参加してくれて、まさか10代だとは思いませんでしたが、遅くまで稽古に付き合ってくれています。遠い千葉の実家から通ってくれて、有り難いです。たまに油断したりしますが、集中力もあります。今回のこの舞台は彼女がいなかったら成立しなかったと思っています。
今日も武藤美帆と一緒に稽古を見ていて、彼女の素直な演技に感動していました。
あと、関ジャニが好きらしいです。
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雨はやみました。
ようやく戯曲ってもんを書き終えたんだと思います。ちょっと直したりしなくてはいかんとこもありますが、ガガッと全てを刷り終えて、今日やっと稽古場でほぼ完成版を配りました。「原始人みたい」の話です。
まあ、ワンシーンだけ書いてなかったので、ここを書いて繋げたという感じです。
そして後半の部分の稽古を通してやった。こうなったんだな、この舞台。たぶん面白いと思う。ちょっとだけ感動しました。そして参加しているメンバーが、面白いものに参加しているという感じでやってくれているので、さらに結びつきは強くなっています。難しいところはありますが、まだ時間はあるのでやれる事は全部やりたいと思います。
なんかインストバンドでも組みたい。ドラムを叩きたい。
「原始人みたい」というバンド名でいいかもしれない。

役者紹介 その一

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魚谷純平は役者をしたことがありません。
以前は鉄の仕事をしていて、国道沿いによくあるびっくりドンキーの持つあの雰囲気を作り出したりしていたようで、俺が全くつける事のないアクセサリーを作ってあげますよとか言い出したりする男です。あと、ハシモトとは実家が100メートルくらいの距離で、小さな頃からお互いを知っている幼なじみというやつなのです。引っ越しの多い自分からしたらよくわからない感覚です。
魚谷純平は23歳です。去年、初めて大阪からこちらに出てきて、この前の映画も手伝ってくれました。いまは同居人でもあります。あと、甘え上手です。
今回参加しているコダマとはよく服装が被っています。笠木さんがつぶやいてくれたようにどっちがどっちか状態で、もうどっちでもいいので役を途中で入れ替わったりしてもいいかもしれません。いまは色々と壁にぶつかっており、かなり悩んでいますが、突き抜ける勇気を持って欲しいと思っています。
と、そんな偉そうな事は全然いえませんが、頑張ってもらいたいです。
稽古は進みます。佑果ちゃんのお母さんからの差し入れである「ピーターパン」のクリームパンは絶品でした。バニラビーンズってやつがいたからでしょう。そして添えられていたお母さんの手紙を読むと、「佑果がすこしづつ大人になっているようです。有り難うございます」と書いてあって、そうだった、まだ未成年なんだと改めて思いました。
そんな佑果ちゃん、次回の役者紹介登場です。お楽しみに。

レゴブロック

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実家から届いたレゴブロック。開けると懐かしいブロックたちが待っていた。この感触だ。
子供の頃、海賊とかロビンフッドとかのシリーズを愛していたので、ブロックを握っては戦いに明け暮れていた。部屋では自分の手が2本じゃ足らないとひとり嘆いていた。友達が家にきて、真剣にやってくれない奴とは、いつもふざけてやるなと喧嘩になって、友達はそこまで言われる理由はないので怒って帰っていきました。そして学校で次の日に会うと、もうその事は忘れて遊ぶというのをくりかえしていました。
久々に触ったので、ドラマチックな写真を撮るのに夢中になっていました。
といっても、いつも遊んでる訳じゃないです。
稽古はきっちりやっています。どんどんやっているのでヘトヘトです。集中力が切れるのもしょうがないほどの稽古時間ですが、出来るだけ今ってやつを無駄にしないようにやっています。
中盤まではかなり出来上がっているので、あとは終盤戦に突入というとこです。いまがだいたい1時間半くらいになっているので、なんとか75分くらいにはしたいなと思っていますが、悩ましいところです。もうちょっとシャープに出来そうな気がします。
ここで出演者を紹介していかなくてはと思っています。明日からやりますね。
とにかく見に来る方々の為にも全力でやりますので、どうぞよろしくお願いします。わざわざ来てくれた方々と良い出会いをしたいです。楽しんでもらえるように今からが勝負です。

同級生たち

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劇場から、谷中あたりまでを歩く橋本、小澤、児玉、武藤。
貴重なメンバーたちです。長い付き合いとなっています。強い絆を感じています。
「原始人みたい」ですが、いよいよ切羽詰まって参りました。なんとも台詞が入っていない人が多くて、通してみてもあまり意味がない稽古となっていて、台詞を覚えるのは手伝えないから自分たちでなんとかしてもらうしかないです。
今日の稽古で全体を掴んでしまいたいです。特に小道具の処理とかが、難しいことになりそう。
シンプルにしたい。

オフ

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散歩する。久しぶりに訪ねたってのに完全に寝ていたタゴサク。おまえも疲れているのか。
昨日も稽古。
久しぶりに滝沢佑果も参加して全員揃っての稽古となった。色々と段取りの確認で時間がすり減るし、パスとかやる事が多いし、なかなか進まない日だったけど、それぞれの体力と精神力のことを考えて、もっと稽古の順番を考えてやるべきだったかもしれないと反省。とにかくだいぶ見えてきた部分はあって、単純に面白いって思ったとこもあるけど、どうなんだろう。まだまだひたすら作品の為に尽くしていく必要がある。精度が足りてない。
台詞をもっといれてもらわないといけないので、プレイヤーの皆さんはお願いします。
とにかく第一は作品です。愚公移山の気持ちを大切にしてやっていこう。自分のペースというものを守りながら、愚か者といわれても、見失わないようにやっていく覚悟はできています。
今日はオフ。でもひたすら作品のことを、ホンのことを、演出のことを、もっともっと練って練って繰り出したい。俺が足りてない。全然足りてない。むかつく。もっと冷や汗をかくほどに、自分を追いつめていかないと、ほんと自分に腹が立つよ。だもんで今日は籠ってやります。ゴツっとした手触りがいまだにない。あー、くそ!

ドーナツのある稽古場

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18日の事。稽古は何日目だろう。もうだいぶやってるんだろうが足りていない。色々と皆が動いてくれるのでなんとか進んでいる。最小でも、面白い事をやれるのをみせたい。役者がスタッフも兼ねてるし、なかなか疲労が溜まっているだろう。体調管理が大事な段階ですね。本はあと2シーンで完成。大事なところなのでいまだ慎重になっている。
最近は最年少の出演者である滝沢佑果(なんと19歳です)が、ほかのワークショップ参加で稽古場にいなくて三日間進めてきたが、割と進んでしまったので今日から参加してうまく付いていけるように気をつけてやらねばいかん。
しっかし稽古場じゃないと発見出来ない事だらけだと日々感じている。見たら見つけれるようになる。じっと見ている。それで何かが生まれているのがわかる。逃がさないようにしたい。
この日稽古には見学で太田順子と深堀絵梨さんが来てくれました。ドーナツくれました。うれしかったです。
稽古場の寒い中、最後まで見ていてくれたので役者が緊張感を持ってやれて、スムーズに進む良い稽古となりました。これならいつも来てもらいたいくらいです。参加する役者たちの付き合いが長いからか(今野、児玉、橋本、小澤、武藤の五人は大学の同級生です)、普段は緊張感がすぐなくなるから有り難い存在となりました。
我慢我慢。もっとたくさんやる時間をつくりだす。
そして緊張感のない写真で稽古は終了。
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こつこつと、生意気

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16日。稽古。三河島。
やる事が目白押しだった。こつこつ進める。パス、言葉、オープニング、他人のノイズ、オリンピック、生活ダンス、長いやりとり、とかだったかな。しかし、これはモノをもっと集めないといけないと思う。ごちゃっと仕掛けたい。
舞台をつくるという事に関しては、宮沢章夫さんの現場での経験とそこで見て感じてきたものしか本当に知らないので、それは最高の経験ですが、じゃあ自分がやるときにはどうするのか、いわゆる舞台の作り方っていうのがとにかくよく分からない。分かってやるのも違う気がする。予定調和に落とし込むのが嫌だ。でも現場にはみんながいる。とにかく方向を定めて、もっと皆がどんどんアイデアを出せるように作りたいと思っている。あー、足りない。いろいろと足りない。ちょっと風邪気味になった。昨日は頭の回転が悪くて困った。
というわけで、久しぶりにだいぶ寝てしまいました。ここを乗り越えて、さらに面白くしたい。
生意気いいなー。幼稚だなー。