スポーツ投入。

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15日は皆で劇場にいく。ようやくプレイエリアが決まった。
上手く使えるようになればいいのです。しっかりと動きながらやれたらいいのです。さまざまな事のために、もっと決めていく事が山ほどあるので、なんとか役者さんには集中を要求しておりますが、焦ってしまいそうで、あー、もっと違うものをと思う程に、常識に縛られている身体がむず痒くてしゃあない。ラクしておる。スーパープレイをしたい。もっとただの行為を。違う位相での集中力を発揮したい。出てこい、抜群のアイデア。
稽古時間が増えたので、疲れがくるけど、これくらいの時間がなくちゃ間に合わないもんね。
ぜひお時間のある方は鑑賞してください。「原始人みたい」というタイトルです。
東京事変のアルバムのタイトルが「スポーツ」というらしく、なかでも「勝ち戦」って曲がよい。『昨日は嘘になっても、いまは痺れて、いまを実感するのが勝ち』、って最高じゃんか林檎さん。
んで、今日はパス練習とシュート練習だ。用意する小道具が増えていく。
まえに大阪から来て仲良くなったノクボがふたたび家にやってきた。
すごく良い奴だぞ、ノクボ。そんで、髪を切って、稽古を見て、笑い、去ったのだった。
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俺のベンジャミン

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可哀相に。集中した日々のせいか、部屋にいるベンジャミンが弱っていました。言い訳はよくない。水をあげるのを忘れていたのです。しまったな。水をがぶ飲みさせる。でも、しっかり生きているので嬉しい。わが部屋には俺とベンジャミンがいる。
稽古はホンをもってやり始めました。ひとまずどのような舞台を目指すかを、ようやく皆に明確に伝えれたので、これからが本番なんじゃないか、と考えています。よく分からないままにやるべきだと感じるものを。なんか神経が張っているせいなのか、疲れが取れないのですが、というかよく寝ちゃうのですが、生命力が足りてないぞ、おい、と気持ちを入れ直しています。ちょっと疲れてきたのかもしれない、っていってられないけど。稽古をやっています。時間はいくらあっても足りないのね。
コラージュの魅力に取り憑かれる日々です。ぺたぺたしたいです。

稽古が休みの日にはひたすら書くのみだ。

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なんかわからない事ばかり言いながらも、時間は過ぎる。稽古は終わる。稽古は夜です。
昨日は面白い状態になっていた。もっと探す。そしてホンとぶつけてみる。つまり言葉は消えてもいいように。どこに向かっているのかな。それを見に来て下さい。無難は嫌いです。0点か100点でお願いします。そして今日はひたすらキーボードを撃つ。とにかくホンですね。
日々の合間に読書。伊坂幸太郎『チルドレン』の陣内は最高だった。次は『重力ピエロ』読む。
そしてとあるバンドの曲がめちゃくちゃ格好良くて参った。大量にレンタルです。

水たまりの中

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土手が好き。土手の下。水たまりは綺麗です。空がひろい。
稽古ですが、最初からやってきた事を発展させていく。デタラメ会議からのパスをどうするかという思考です。こんなこといっても分からないですよね。もし良ければ稽古を見にきてください。で、また土手に行ったあとにおこなう一人一人の発表では様々な事を想起して、いとおかし。
固まってくるものを、あえてほぐしたり、定めないで、交わるという作業を続けています。詰め込み過ぎそうで怖いけれど、とにかくいかにバランスをとるかだろうな、ということで難しい。
いろいろと生活を含めて忙しくしております。制作のハシモトも仕事が大変そうだが、昨日の深夜会議によって、コダマとムトウとハシモトの作品への連携を確認出来たので、すこしほっとした。ありがたい。作品についても再度確認する。この方向で続けていきたいという内容や想いなどを伝えて、皆からよい反応が返ってきたことでさらに突き進む覚悟ができました。難しいことは百も承知ですよ。いけるとこまで。やるったらやる。集中。
そんな「原始人みたい」というタイトルで行なわれるわたしたちの舞台は4月3日と4日の二日間で三回やります。
詳しくはhttp://busstrio.com/genshi-jin/でわかります。
予約をお待ちしております。

土手でパス

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土手でスクエアパスをやっていた。
出演者5人でひたすら動きながらボールをパスしていた。ひとまず1分ほど続けれるように。去年の夏によく来た土手だ。映画を撮った。いまはすごく寒いけど、もうすぐ荒川の土手も緑が映えるようになる。
稽古でやっていくことがなんなのか、どこへ向かっているのかを考えながら、意識を高めている。
皆とやりながら笑いながらなにをしてるんだろうと妙に冷静になりながら快感を覚えたりしている。
気になったとある映画を借りるが、そういうことだったのかとなって一人ココロ踊っていた。
京都からコダマがきた。空気が変わる。これで揃った。
ちなみに右の写真の左からコダマ、ジュンペイ、ハシモト。三人とも京阪沿線の生まれだ。

巣鴨から歩いた。

また悲しい事があって、佐藤夫妻の家に向かう予定があったのに、疲労で昼前にバタッと倒れてしまっていた。麓くんに会うのが遠くなる。会いたい人に会えない時もある。浮き沈む日々。あー。
そして稽古稽古。ようやく籠って考えて内容の構成などが決まったけど、これからの10日間が勝負だと思う。皆と共に作るという共同作業の意味が捕まえれるのかということだと思う。今まではそのための準備。不安と期待が合わさっている。みんなにはこの機会を活かして挑戦していって欲しいし、俺もそう出来たらいい。さあどうなるのだろう、原始人みたい。今日から来るコダマはかなり大変なことになる。来るからには観光気分じゃ困るからね。日々、戯曲と稽古と編集のリズムリズム。
すこし前、太田順子ちゃんと待ち合わせて、巣鴨を出発してひたすら歩いていた。寒いのに東京を彷徨い、街の観光となっていた。千駄木あたりまで歩く。あちこち行くがいい場所だ。ほんとこの辺に住みたい。下町だ。あーパン屋でもやりたい。ここらでと、店を探して見つけて入った雰囲気のいい中国人が経営している中華料理屋でわーわーと喋り、閉店で別れ、話すべき事を話してないぞと思い電話したら、さらに6時間くらい電話してよく喋った。色々と気分が変わる楽しい時間だった。眠るべきだと、電話を終えて寝たのです。
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人は人と出会う。

当たり前の事をやりたいと思っている。
ちょっとまえのことですが純平の友達の翼くんが来て、色々と話していたがとても楽しかったです。
建築の人で、本屋を開く為にいまからそれに向かって色々と動くらしく、刺激になる話でした。
そして純平と似ている。
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そして稽古の日々。なかなか決めていけないなかで迷惑をかけているけど、楽しそうに稽古をしてくれていてそれが何よりの刺激となっている。もっと色々と廻って、やりたい事をもっと好きにやればいい。着地点が見えないままでも恐れたりしない。下手を恐れない。大人でいる事も、子供でいる事も。自分で選べばいい。
そして広い部屋でやると、色々と思いつくものです。

最新刊。

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ワンピースの最新刊読了。もー興奮して死んじゃいそうな展開を見せてくれる。
やはり大将の赤犬のモデルは菅原文太さんだったのだ。文太さんはわが母校である仙台一高の卒業生で、つまり先輩ってことだ。ちなみに井上ひさしさんも、岩井俊二さんも仙台一高だった。お会いしたい人たちばかりだ。
映画で見る文太先輩の怒ってる顔は最高ですね。
じゃんじゃんインプット。
NHK教育『全身漫画家 真説・赤塚不二夫論』
『時間のかかる読書—横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』/宮沢章夫
『天才マックスの世界』/ウェス・アンダーソン
『地球の上でビザもなく』/青山真治
『おやすみプンプン』/浅野いにお
世界のドキュメンタリー『あなたの隣に虎がいる』
『イカとクジラ』/ノア・バームバック
『伝染るんです。』(生まれて初めて自分で買った本)/吉田戦車
『ピューと吹く!ジャガー』(箱の中から引きずり出した)/うすた京介
『西瓜』/ツァイ・ミンリャン
『ロブスター・ ショップ』/ヤン・ローワース&ニードカンパニー
『わたしは真悟』(装幀が格好いいのが出ていたので購入)/楳図かずお
『ビッチマグネット』/舞城王太郎
『Tonight』/口ロロ
さまざまな作品とつながろうとする。しかし人とつながるのは難しい。えらく難しい。こちらの思っている事と、相手の思っている事は決定的にズレている。仕方がない。少しのずれが決定的なことなのだ。だから待つことを覚える必要がある。ささくれだっている。自己嫌悪との戦いが始まる。あー、しかし『イカとクジラ』はほんとに傑作だな。心から言えるよ。だからこそB級精神というか、永遠のこどもでいるような輝きを、幼稚さを、馬鹿馬鹿しさを、高尚なよいものとしてまとめあげるんじゃなくて描く。ただあるもの。偉そうなものを笑いたい。サヨナラしたい。それを悪意じゃなく昇華させるために必要な技術が山ほどあるってことだ。子供の頃に大笑いしたことはたくさんある。小学校の頃のことをよく覚えている。学校はそんなに好きじゃなかった。あの幼少の頃に立ち向かいたい。あれは何だったんだろう。友達とデッキを持っていき竹やぶで踊ったあの夜とか。今みたいに、消費してしまうような何かではなくて、自分が動いたら見えてきたなにかであって幻想じゃない。もう一度立ち向かおう。頭にくる前に、感触を。そうすれば手加減なしに抱きしめることができるはずだと信じる。会いたい人にもいつかきっと会える。会いたい人がいるってよく考えたら最高な気分だ。会えなくてもいい。会おうとしよう。だんだん大丈夫になってきた。いまとのズレを怖がるような過敏さに別れを告げたい。ユーモアでサバイブしたい。

とんかつが食べたい

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北千住いきつけのとんかつ屋「もりき」にて食事。小さな店だがえらく美味い。そして落ち着きます。いつものおばちゃんが待っている店です。
食後に北千住のブックファーストに行く。店員に「ワンピース」の新刊が入荷してるかを聞いたら、「いやー、ついに明日ですよ」と、なんだか知り合いのように答えられる。お互いおたくっぽい雰囲気がでていて仲間意識を持たれたのかもしれないので、「そっか、明日だ。ちょっと早かったなー」と答えておきました。
ここでは青山真治さんの映画論が出ていたので購入。そうとう面白そうです。
最近は日々稽古。順調っちゃ順調だし、よくわからないので色々やる。手探りだが役者は楽しそうだ。今日はデタラメ会議をやってみた。なにしろ初めてづくしだ。うまくはいかない。工夫しよう。
稽古後は近所の(半田)亜美さんの誕生日プレゼントを渡すために自転車をこいだ。旦那さんの半ちゃんもいて久しぶりに会えた。結婚式以来だったと思う。ちょっとお邪魔してお茶を飲んでつむぎちゃんを可愛がる。よく笑う子です。ぜひ今度食事を、と約束して帰る。もらったひなあられを食べて終わった一日。

新宿

『リズム三兄妹』を桜木町で鑑賞。くだらなくて笑う。面白い。遠いとこまで行って良かった。
チェルフィッチュの山縣太一さんに久しぶりに会う。いつものようにサッカーの話となる。次の監督はストイコビッチじゃないかという話。そういえば俊輔は全然駄目だったなー。
あと、橋本の友達である岩崎恵ちゃんがたまたま見に来ていた。彼女にも久しぶりに会った。どうやら俺と趣味が合っているようでもっと話したい人なのだが、俺の人見知りのせいで話せない。しかし横浜はとおいね。
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今日。友人のホーリーが出ていた東京乾電池の月末劇場を鑑賞。予定外だった柄本明さんが出てきて、とにかく声がデカイってのは面白い。デタラメな顔をしていた。劇は一時間で終わる。ホーリーは片付けなどで会えないらしく、そんで劇場を出たら雨が止んでて、新宿の街が光りだしてて、一気にシャッター切りまくった。夢中で切る。ゴールデン街は撮ったら駄目みたいで、いかつい顔をしたおばちゃんに優しく注意される。でもやっぱりこの時間なら西新宿だと、歩き出す。そしたらカバンに星がついたバッグを前に発見して、やはり太田順子ちゃんだった。久しぶりだったけど、ラボの子たちと待ち合わせがあるらしく、別れて、西へ。ビルが光ってる。人が光ってる。どんどん進む。500枚くらい切った。良かった。いい天気だった。優しくお腹をなでるお母さんが車の迎えを待っている。優しい顔をしてる。西新宿の冷たい空気が和らぐ。パキッとした景色も冬の終わりで滲む。新宿は昔から好きだった。色々良い写真が撮れたので、ipodからの音楽も口ロロで気分を上げた。今から稽古がある。