横浜でチェルフィッチュ

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宮沢さんの日記が久しぶりに更新されていて、次の公演のタイトルが『ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所』と正式に発表されました。戯曲を読むのがとても楽しみでしかたないです。
桜木町へと向かう。チェルフィッチュの『わたしたちは無傷な別人であるのか?』を鑑賞する。なんというストイックな空気だろう。表出してくるものの質が、流れる時間が、作り上げられるそれらが客であるこちら側に受け取ることを要求してくる、その俳優のからだを見ながら、まるでスポーツ観戦をしているような疲れがきました。大変だけど刺激に満ちていて、慣れてくると、ふと強くイメージを描いている自分に気づいたりしていた。出ている俳優がみんな良かったことにも感動した。ぜひもう一度見たいけど忙しくて無理だ。
上演後は出演者の矢沢誠さんと山縣太一さんに挨拶。見に来ていた鈴木将一朗さんと制作で頑張っていた黄木さんにも挨拶をして帰宅。でも、やはり横浜はとおい。
その夜はスカイプで大阪の音楽家と話す。画面で飼っている猫を見せてくれるがとても可愛い。音楽は順調に揃っている。いよいよ映像と合わせていく作業が近い。お互いの近況を話し合う。彼女とはいい出会いだった。とにかく仕事がやりやすい。そういえばもう一人、音楽を頼んでいた女性とは連絡がとれない。いったいどうしてるんだろう。
あと、また児玉とスカイプで8時間ほど喋っていた。よく喋ることがつきない。
そして3月だ。戯曲が書けない。読む本もたまっている。