台風のなかの体育館

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雨。台風。
まるで避難しているように、西巣鴨の体育館のなかで稽古と撮影をしました。
特別に時間がじっくりと流れているそこで、作品のためにできることをする。そうやって良いもんができたらそれだけでいいのだ。これでいいのだ、と思っている。
汗をかきながら久方ぶりの抜群の集中力で、無事に撮り終える。よかった。
終わったときには眩暈がしていた。
衣装と照明の力は素晴らしいです。POTTOの山本さんたち(さらに可愛いお子さん)と舞監の(田中)翼さんのおかげ。ここでも言います。ありがとうございます。光を役者に当てれる人たちなのです。そして、今日はたくさんの人たちが苦労して家に帰っている。いいことも悪いこともあるけど、こうやって同じような体験をしても、それぞれが違っているんだろう。そうやって皆が生きているんだろう。
帰り道、風は強く、木が倒れている。
悟っている物言いなどは嫌いだ。考えていることを書く。思っていることを書く。
素晴らしい事をしたい。もっと良くなりたい。想像力をつかいたい。
好きな人には会えないけど、想うのは自由だ。
リビングにはウィルキンソンが並ぶ。おわり。おやすみなさい。