『Rock and Roll』

『Rock and Roll』。終わりました。全八回。
楽日は最高にかっこよかった。よかった。簡単に立て直せた。
結局、31日の一回だけが何もない回でした。
ほんとに何もなかった。ただただ流れていくだけの時間。寄りかかるものなどないので、本当に何もなかった。感じだけがあった。感じ。物語はない。ただの光景を描く為にやってきたので、これほど失敗するかというほどに感じだけでやっている人がいて、それはここでは守るものなどないのでバレるので、コントラストが雑になって、やっていることを台無しにしていた。かっこわるかった。まあとくに男性陣なんですが。そんなに甘くねえだろ。そういう舞台ではなかったのだが、そうなったのはコントロール不足でした。負ける訳にはいかないのだが一敗しました。でも、とにかく素晴らしい出来でおわり。

荒野で音楽を鳴らす為の旅はおわり。
奪い返すためにやってきました。回収されてしまうような情けねえもんをつくるのは嫌だ。これで立つ。理解なんて簡単じゃないとおもっていましたが、こっからはまっさらに新しいところへ行ける気がします。やりきったつもりです。よかった。ここからだ。この作品に付き合ってくれた役者とスタッフの皆さんには感謝しています。訳がわからなくても質問をすることもなく考え続けてくれた。そして皆で生み出しました。ありがとうございます。
音楽は残ります。身体も。ココロも。そういう希望。
ではさようなら。次に向けて行進します。
音楽を浴びながら。