落ち着かないのだ。

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たいして書く事がないけど、今月は休まず日記に励むことにしている。
起きて、編集。遅々と進む。
近所のたいやきを買って食う。見なくてはいけない映画をツタヤに借りにいく。
本屋で音楽雑誌を立ち読み。しかし表現が大げさだ。
31アイスクリームでブルーベリーパンナコッタ。これ、今の支え。
山本直樹の「レッド」を三巻まで一気に読む。身体と精神にこたえる。辛い。
何だかドライヤーが欲しくなって見に行く。買うのを迷う。
珍しく様々な人たちからいつも鳴らない電話にかかってくる。
久しぶりのホベルトも元気そうだし、順子ちゃんは稽古を頑張っているようだし、フランス人の友達が日本にやって来たそうだし(18歳の時、旅先のインドで出会った同い歳のフランス人の女の子で、いまは女優をしているみたいで、会えたら10年ぶりです)、両親は仙台で庭いじりをしているみたいだし、レコーディングを終えてサブリナも充実しているみたいだ。しかしほとんどが外国の人からの電話だった。珍しい。そして英語は苦手だ。
小澤が友の結婚式でこちらにきたので、今日は家に招待。順調に楽しんでやっているという稽古から帰ってきたワカコと三人で夕食。素晴らしい食卓だった。
色々と話す。別れても、すぐに会ったということだ。ただ小澤は夜行バスの為に去る。
そのまま夜の散歩。
散歩ばかりしている。うろちょろしている。この辺の夜の匂いを嗅いでいる。感触をゆっくりと得ている。河川敷を歩く。去年の夏の映画の感触を、表面で仕上げないように慎重になる。花が咲いている。そしたら匂う。そしてシャッターをきる。熱い事も、冷めた事も、全部まとめて受け止めて、身体に覚えさせる。五月はいろいろと落ち着かない。なんだかゾワゾワしている。なんだろう。こういう感じに慣れていない。ゴールデンウィークは苦手だ。舞台の映像のこともじっくりと考えている。いくつか浮かんでいるものを、しっかりと受け止めれるものにするまで考える。さすが散歩。いろいろと考えれる。散歩ナイス。で、シャッターをきる。もっと人が撮りたい。写真展やるんだった。なんか風景ばかりじゃないか。強く誰かを憶っている。思い出す。それが感触になる。遠く、近い。やっぱり埋まらないのだな。なにを切なくなっているんだと、しっかりと歩いていく。足が疲れてきた。良い運動にもなる。さすが散歩。すこし湿った河川敷の空気に包まれてぼやける。帽子が湿る。肌も冷たく湿る。河川敷の道。公園。この街に彼女がいるんだと思えるまで歩く。あ、犬。そうだ。たごさくだ。そんな日でした。
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