つくること。

sekiki.jpg
思い出じゃなくて作品をつくりたい。
中途半端な覚悟じゃもう作れない。なんか全部終わっちゃう。やった感なんていらない。そういう事と戦いながらもっと良いものを作りたい。作品の始まりの景色と、その終わりの景色がしっかり違ったものであったという事が今回良かった。だからこそ設計図を現場で作っていくんじゃなくて、今度は設計図をしっかりと持ち込んで壊していきたい。
戯曲にもっとアイデアを注ぎ込めるように。作品に幸運を呼び込みたい。
しっかりと見てくれた周りの人たちには本当に感謝している。だから自分を知らない人たちにもっと見てもらえるようにしたい。どんどんやりたい。とにかくやりたい。もっと作品を、役者を、魅力的なものとして表出したい。
表現する事の怖さをはっきりと自覚すればするほどにそういう欲望が出てきている。
強く肯定したいからこそまだやりたい。
いま強く思っている。もっと身体と心が打ち震えるくらいに素晴らしいものが作りたいのです。
それを純粋に思う自分に気づいたら、なんだか泣けてくるのできっと大丈夫です。
自分が大きく変化しているような気がしています。
気のせいじゃない事を祈ります。