最新刊。

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ワンピースの最新刊読了。もー興奮して死んじゃいそうな展開を見せてくれる。
やはり大将の赤犬のモデルは菅原文太さんだったのだ。文太さんはわが母校である仙台一高の卒業生で、つまり先輩ってことだ。ちなみに井上ひさしさんも、岩井俊二さんも仙台一高だった。お会いしたい人たちばかりだ。
映画で見る文太先輩の怒ってる顔は最高ですね。
じゃんじゃんインプット。
NHK教育『全身漫画家 真説・赤塚不二夫論』
『時間のかかる読書—横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』/宮沢章夫
『天才マックスの世界』/ウェス・アンダーソン
『地球の上でビザもなく』/青山真治
『おやすみプンプン』/浅野いにお
世界のドキュメンタリー『あなたの隣に虎がいる』
『イカとクジラ』/ノア・バームバック
『伝染るんです。』(生まれて初めて自分で買った本)/吉田戦車
『ピューと吹く!ジャガー』(箱の中から引きずり出した)/うすた京介
『西瓜』/ツァイ・ミンリャン
『ロブスター・ ショップ』/ヤン・ローワース&ニードカンパニー
『わたしは真悟』(装幀が格好いいのが出ていたので購入)/楳図かずお
『ビッチマグネット』/舞城王太郎
『Tonight』/口ロロ
さまざまな作品とつながろうとする。しかし人とつながるのは難しい。えらく難しい。こちらの思っている事と、相手の思っている事は決定的にズレている。仕方がない。少しのずれが決定的なことなのだ。だから待つことを覚える必要がある。ささくれだっている。自己嫌悪との戦いが始まる。あー、しかし『イカとクジラ』はほんとに傑作だな。心から言えるよ。だからこそB級精神というか、永遠のこどもでいるような輝きを、幼稚さを、馬鹿馬鹿しさを、高尚なよいものとしてまとめあげるんじゃなくて描く。ただあるもの。偉そうなものを笑いたい。サヨナラしたい。それを悪意じゃなく昇華させるために必要な技術が山ほどあるってことだ。子供の頃に大笑いしたことはたくさんある。小学校の頃のことをよく覚えている。学校はそんなに好きじゃなかった。あの幼少の頃に立ち向かいたい。あれは何だったんだろう。友達とデッキを持っていき竹やぶで踊ったあの夜とか。今みたいに、消費してしまうような何かではなくて、自分が動いたら見えてきたなにかであって幻想じゃない。もう一度立ち向かおう。頭にくる前に、感触を。そうすれば手加減なしに抱きしめることができるはずだと信じる。会いたい人にもいつかきっと会える。会いたい人がいるってよく考えたら最高な気分だ。会えなくてもいい。会おうとしよう。だんだん大丈夫になってきた。いまとのズレを怖がるような過敏さに別れを告げたい。ユーモアでサバイブしたい。