行方知れずになった人のことを作品にする。
一瞬一瞬は消え去る。掴まえるのは不可能。だから作品でやる。
またいつもと違った自分のやり方で。
突発的な出会い。社会を知ってるような、まるで代表してるような顔してる顔だった。差別する人たちの悪意はくそったれ。綺麗ごとの両論併記も莫迦みたい。すり抜けて街を歩きます。花粉症で鼻ズルズルで。
ある日、海へいった。強風波浪注意報が出ている日で激しい海だった。感覚なんてやくたたず。心を持ってかれるような波が走っている。やっぱりそこにあるじゃないかって、荒れてる海見てたら昂揚があった。どこか遠くで日本人が死んだときに日本人だって感じることができるだけ。日本人である前に人間だし、やっぱり日本人なんだとおもう。
作品をつくるべし。