UTURU

東京ドキュメンタリー映画祭2021入選作品

2021年/48分/B&W、カラー/HDV

監督・編集・撮影・録音|今野裕一郎
被写体・音楽|松本一哉


協力|橋本和加子、黒木麻衣、知床の友人たち

[概要]


音楽家の松本一哉は9年かけて制作してきた音源を完成させるため流氷を目指して旅に出た。自然を相手にたった一人で録音と演奏を重ねる松本に、友人でもある監督が同行。世界自然遺産の知床で新たな音を探しながら二人で旅を続ける。目の前にある世界、そこにはいつも音が存在している。北海道で全編ロケ撮影を行い、人間と自然の間にある何かを想像する生き物たちの記録。


タイトルはアイヌ語で「その間」という意味。


監督のことば


友人で音楽家の松本さんは自分の作業場には他人を入れないという強い意志を持ってました。自然を相手にした録音は繊細な作業で人が近くにいると気配をマイクが拾ってしまう。彼自身も繊細な人です。そんな彼から新しい音源完成のため流氷の音を録りにいくので撮影してほしいと頼まれました。驚きと共に嬉しい誘いでした。知床での撮影はなかなか過酷でしたが豊かな素晴らしい日々を過ごせて、わからない捉えられないものと対峙することが自分たちにとっての表現だと強く感じることができました。