セザンヌの斜里岳

セザンヌの斜里岳

葦の芸術原野祭参加作品

2023年8月5,11,16-17日|川村邸〜北暦の原野


写真|川村喜一


作・演出|今野裕一郎
作|中條玲、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲、
特別出演|坂藤加菜、黒木麻衣(8月11日)


Special thanks|岩村朋佳、北暦、尾張屋時計楽器店、神田書店、しれとこくらぶ、ヒミツキチこひつじ、ゆめホール知床


協力|斜里町立知床博物館


助成|公益財団法人 福武財団


後援|
斜里町芸術文化事業協会
斜里としょかん友の会


制作|バストリオ
主催|葦の芸術原野祭実行委員会



[概要]


画家のポール・セザンヌが山を描く際の態度に着想を得て、山に向き合い、山へ分け入り、山と一体となる人間の姿を言葉と音によって描いた野外劇。初演は豊岡市で開催された豊岡演劇祭にて、神鍋山を舞台に『セザンヌの神鍋山』として発表された。今回は斜里のシンボルでもある斜里岳を借景し、『セザンヌの斜里岳』としてリクリエーションを行いました。[ 斜里げいぶん支援事業 ]




ひとりの人間が山にやってくる。
大きなものや沢山のものに飲み込まれてしまわないように、山とどう付き合って行くのか、どう出会うのか、何をみてるのか、何を聞いてるのか、観光なのか、定住するのか、移動なのか、勝手に自然の中にやってきたその人間は山と話はじめる。
そこにもうひとりの人間がやってきた、セザンヌだった。彼は音楽家だった。
一つのサウンドと、一つのサウンドの連なりが、山へ近づいていくことを夢みていた。


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葦の芸術原野祭ウェブサイト