ストーン

2018年7月21日 – 22日|三鷹 SCOOL


写真|コムラマイ


演出|今野裕一郎


出演|
岩間愛
菊地敦子(※21日のみ)
黒木麻衣
斎藤友香莉
酒井和哉
坂藤加菜(※22日のみ)
嵯峨ふみか
佐藤駿
新穂恭久
タカラマハヤ
橋本和加子
深澤しほ


美術|黒木麻衣
音楽|タカラマハヤ
映像|佐藤駿
衣装制作|秋山遊楽
宣伝美術|シンクロ(黒木麻衣 新穂恭久)


企画・制作・主催|バストリオ
協力|犬など、小駒豪、ヌトミック、萬洲通擴、砂川佳代子、フォセット・コンシェルジュ


STONE

[概要]


急な坂スタジオで行なったプロジェクト『扉の開け方』から2ヶ月後、その時集まったメンバーやバストリオのWSで出会った人たちと『扉の開け方』で得た様々な要素をブラッシュアップして作った作品。バストリオとしては初めてのSCOOLでの公演。




石はそこにある。
そこ、って、どこかわからないけど、
わからないけどそこにある。
そこへ向かって手を伸ばすとき、
そこじゃなくてもよくて、少し動かす。
動かないものが動くこと、そこで感じること。
惑星たちは巡ってるうちにわかりあえないまま、
距離は近づいたり離れたりどこでもないところまで。
ありがとう、ストーン


[LINK]


『ストーン』特設サイト


[挨拶文/当日パンフレットより]


今野裕一郎
20日間、急な坂スタジオ2で演出家の自分を展示するという日々を過ごしました。


日常と創作のあいだの扉のことを考える日々です。誰が開けるのか、いつ閉まっているのか、この部屋が呼吸するには生きている部屋にするために何をしていこうか、そんな風に考えていたと思います。初日は近くの花屋で植物を買ってきました。あまり水をやらなくても良い木だけど、育てるためにここに通う、という役割を自分に与えることが最初の作業でした。それから書ききれないくらい本当にたくさんのことが起こりました。毎日違う人が訪ねてきてくれて、会った事のない人が扉を開けてくれたり、西アフリカの音楽について話したり、美味しいコーヒーを淹れたり、ドキュメンタリー映画をつくったり、落語を披露してもらったり、最後の日には20人くらいが来てくれて、そこで生まれた演劇の発表は素晴らしく、部屋はこの時のためにあったのかと思える瞬間を体験しました。自分には捉えきれないくらいのことが同時に起こるアトリエのようなサロンのような部屋になっていました。ある人が「ここはリビングですね」と言ってくれて、生きている部屋になったのではないかと感じることができた充実した日々でした。


この相談室plusは、公演に向かった日々でないことが素晴らしいと思います。それは可能性に満ちた日常を持つことです。そんな日々の中で、何より僕にとって大きかったことは、急な坂スタジオのスタッフの人たちに敬意を持って扱ってもらえたことだと思います。当たり前だけど、これはとても得難いことだと思います。またあの坂登りたいなあ。急な坂スタジオの皆さん、スタジオに来てくれた人達、ありがとうございました。