セザンヌの神鍋山

滝ヶ原芸術祭ツアー2022 in 豊岡

セザンヌの神鍋山

豊岡演劇祭参加

2022年9月17日-18日|神鍋山・嘉一郎ハウス


写真|田中哲哉


作・演出|今野裕一郎
作|中條玲、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲


Special thanks|山田洋平、藤木卓、黒木佳奈、白石雪妃、仲悟志
制作|黒田裕子
主催・企画|山田企画


会場|神鍋山・嘉一郎ハウス



[概要]


『滝ヶ原芸術祭ツアー2022 in 豊岡演劇祭』にて上演したバストリオとしては初めての野外で上演することを想定して作った短編野外劇。神鍋山を背景にスキー場店舗(嘉一郎ハウス)から屋外へと移動していくツアー形式の演劇作品です。


『滝ヶ原芸術祭ツアー2022 in 豊岡演劇祭』とは…滝ヶ原芸術祭は2021年に石川県の石切場跡地で開催された芸術祭。2022年は豊岡演劇祭フリンジに参加し、3つの作品をツアー形式で上演したもの。




ひとりの人間が山にやってくる。
大きなものや沢山のものに飲み込まれてしまわないように、山とどう付き合って行くのか、どう出会うのか、何をみてるのか、何を聞いてるのか、観光なのか、定住するのか、移動なのか、勝手に自然の中にやってきたその人間は山と話はじめる。
そこにもうひとりの人間がやってきた、セザンヌだった。彼は音楽家だった。
一つのサウンドと、一つのサウンドの連なりが、山へ近づいていくことを夢みていた。


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滝ヶ原芸術祭ツアー2022 in 豊岡演劇祭ウェブサイト


<先月の1本>バストリオ『セザンヌの神鍋山』 文:渋革まろん [演劇最強論-ing]

[コメント]


山内健司(青年団)
『セザンヌの神鍋山』は本当に素晴らしい公演でした。レジデンスの演劇に3つあると聞いたことを思い出しました。
1、その土地にすでにできている作品を持ち込む
2、その土地を素材に作品をつくる
3、その土地が必要としている作品をつくる。
で、なかなか3まで到達しているものを見る機会はないのですが、そこに届いていた作品でした。豊岡に移住して1年半になるのですが、これを見てしまっては、これからどうしようという気持ちです。