黒と白と幽霊たち -2023-

バストリオ+松本一哉

黒と白と幽霊たち

葦の芸術原野祭参加作品

2023年8月9日|北海道・斜里町旧役場庁舎


写真|川村喜一


作・演出・出演|今野裕一郎


演奏|松本一哉


出演|
坂藤加菜
橋本和加子
菊沢将憲(声)


美術|黒木麻衣


協力|稲継美保、中野志保実


Special thanks|尾張屋時計楽器店、神田書店、しれとこくらぶ、ヒミツキチこひつじ、ゆめホール知床


協力|斜里町立知床博物館


助成|公益財団法人 福武財団


後援|
斜里町芸術文化事業協会
斜里としょかん友の会


制作|バストリオ
主催|葦の芸術原野祭実行委員会


[概要]


『黒と白と幽霊たち』はパフォーミング・アーツ・コレクティブ「バストリオ」と音楽家・松本一哉が共同で制作したパフォーマンス作品です。2016年に東京・谷中にある宗林寺で初演して以来、全都道府県での上演を目標に、これまで15都道府県・42回におよぶ公演を行ってきました。


松本一哉の生演奏によって生み出される即興的かつ緻密な音楽と躍動感溢れるパフォーマーの身体、光と影。さまざまな要素によって空間を揺り動かし、“ここ”と“どこか遠く”へと観客の思いと想像力を掻き立てます。




世界は美しいですか/真昼間/ここにあるのは/黒いものと/白いもの/混じれば/いつものような/グラデーションの/光の/世界と/世界から/光射すそこに浮かぶのは雲/雲が隠しているのは/いつもと同じ/形のない/太陽からの光/いつもとは違うままならない形/雲と夏の空に浮かび上がるわたし/入道雲は/黙々と空に広がって/そのことにも気づかない/気づかないかもしれない/光と影が/すれ違っていく/それは遠くに見える/白い雲だった


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葦の芸術原野祭ウェブサイト