バストリオの野性展
22(Sun),23(Mon)/SEP/2019
at VACANT​

ABOUT

バストリオは原宿VACANTにて9月22日と23日の2日間にわたって展示会『バストリオの野性展』を開催します。2010年の結成以来、映画から演劇へ、演劇から映画へとジャンルを越えて止まることなく活動してきたバストリオ。近年では衣食住をテーマにした6日間の劇場滞在生活『OPEN GRINDHOUSE』、そこから派生した衣服ユニットMOCの展示会、こどもおとな食堂などメンバーの創作意欲と実験精神が赴くままに活動の幅を拡げてきました。『バストリオの野性展』ではバストリオの実践における過去と現在と未来をお見せするべく、新作演劇と映画を一挙発表します。
 
演劇作品では1年ぶりとなる新作『ストレンジャーたち』を上演。本作にはバストリオメンバーに加え、ゲストとして砂川佳代子が参加。また、ライブ演奏にはVegpher、Minamoとしても活動し、ニューアルバム『micro carnival』をFilFla名義で9月25日にリリースするサウンドアーティスト/コンポーザー杉本佳一によるソロプロジェクトFourColorが参加し、音楽、ライブドローイング、生中継、舞台美術の構築/解体といったハイブリットな舞台空間を出現させます。
 
映像作品ではバストリオ主宰の今野裕一郎監督作の中から今春、ポレポレ東中野で上映され話題となった映画 『グッドバイ』、ワールドプレミアとなる新作短編映画『ニュークリアウォーター』、出産を捉えたドキュメンタリー映画『3人、』、そして映画監督の清原惟によるバストリオ舞台作品『黒と白と幽霊たち』ドキュメントを上映します。
 
映画も演劇も音楽も満ち溢れていくような体験が待ってます。出張お菓子とご飯の「ニャー」の参加も決定しました!『バストリオの野性展』へお越しください!

TIME TABLE

DAY1 22(Sun)/SEP/2019

16:00- MOVIE
 『グッドバイ』『ニュークリアウォーター』
 TALK/菊沢将憲(映画監督・俳優)× 今野裕一郎
19:00- MOVIE
 『黒と白と幽霊たち』
 TALK/清原惟(映画監督)× 今野裕一郎 × 中野志保実(俳優)× 橋本和加子(俳優)
 
FOOD/出張ごはんとお菓子”ニャー”

DAY2 23(Mon)/SEP/2019​

13:00- MOVIE
 『3人、』
17:00- PERFORMANCE
 『ストレンジャーたち』
 
FOOD/出張ごはんとお菓子”ニャー”

CONTENTS

PERFORMANCE

strenger

『ストレンジャーたち』

演出:今野裕一郎
ライブ演奏:FourColor
作:バストリオ、砂川佳代子
登場|
演奏:砂川佳代子
振付:坂藤加菜
操縦:橋本和加子
衣装・ペイント:kurokimai
空間:秋良美有
音響:岡村陽一
いま考えたいのは境界線上に、皆が乗っている帯状へとぶっとく覚醒させるようなユーモアを求めたい、線を消すとか越えることもない大きな物語の前に、小さくて見えなくなりそうな生を、拡大していくような時間と空間、たとえばそれは動物園で眠るライオン「ラージャー」の寝息で、誰も住めないような小屋で、生物のいない衛星で、病とたたかっている家族で、荒々しく骨を噛み砕くヒグマで、繁殖するための性行為で、口を開けて立ち向かう小鳥で、生物として個を取り戻すような身振りで、消えそうな声で発せられるユーモアで、ここからどのように死に向かう生を剥き出すかどうか、パブリックが線でなく面となる態度により、笑って死ねるようなそれぞれが音と、体と、素材が、家族のように関係を持っては、剥がれていく様が、VACANTに現れるよう集まったメンバーで、家の間取りを変えるように配置変えては終わりを迎えて、また生まれ変わっていく様が立ち現れる、一つ一つに確信を持つようなフィクションの身振りへ。

MOVIE

『グッドバイ』

2019年/46分/カラー/HDV
監督・脚本・編集:今野裕一郎
出演:菊沢将憲、砂川佳代子、橋本和加子、坂藤加菜、郷田明希、GAKKUN、秋山莉沙、今野裕一郎、稲継美保、中野志保実、松本一哉、望月志津子、半田美樹、石田ミヲ、武田有史、黒木麻衣、北野正明
撮影・編集:和久井幸一
録音:橋本和加子
音楽:杉本佳一、角銅真実、松本一哉
街は川で分断されている。
男はあちら側へ行った。女はこちら側で動かない。
男は全てを忘れてしまった。
彼女たちは抵抗を続ける、生活して、表現をして、商売をして、子供を作って、街で生きている。
どこへ向かおうと呼吸をやめない男はやがて変容する。
そしてある朝、男は魚になっていた。

『ニュークリアウォーター』

2019年/25分/カラー/HDV
監督・脚本・編集・撮影・録音:今野裕一郎
出演:菊沢将憲、橋本和加子、今野裕一郎
撮影協力:黒木麻衣
兄が遠い国から帰ってきた、空港に迎えにきた妹。
大きな病を抱えた兄を心配する妹は、その病を治す方法を探していた。
山の家という病院に辿り着いた兄に、「あなたが生きるか死ぬかは水が教えてくれる」と医者は伝えた。兄妹を乗せた車は山へと向かう。

『黒と白と幽霊たち』ドキュメント

2019年/58分/カラー/HDV
監督・撮影・編集:清原惟
録音・サウンドデザイン:岡村陽一
撮影:秋良美有、佐藤駿、唐詩薏
2016年、東京・谷中の宗林寺で初演して以来、バストリオのツアーレパートリー作品として毎年上演を続けるバストリオと松本一哉によるパフォーマンス作品『黒と白と幽霊たち』を清原惟監督がドキュメント。

バストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち』

作・演出・出演:今野裕一郎
演奏:松本一哉
出演:稲継美保、中野志保実、橋本和加子、坂藤加菜

『3人、』

2015年/83分/カラー/DV/ドキュメンタリー
監督・撮影・撮影:今野裕一郎
出演:佐藤拓道、佐藤典子、佐藤麓、他
今野の友人である夫婦から「私たちの出産を映画に撮ってほしい」とリクエストされ作られたドキュメンタリー映画。出産前の夫婦の時間、出産、そしてその後の3人の時間が丁寧に描かれる。ピザの注文を巡って夫婦が小さなけんかを繰り広げる時も、出産という大きな峠を越える時もカメラは家族に寄り添いその時間を静かに見つめている。その眼差しが切り取る画にはまるで奇跡のような美しさが宿り見るものの心を強く揺さぶるだろう。

TICKETS

携帯メールアドレスですと、予約完了メールを受信できないおそれがあるため、
PCメールアドレスでのご予約をお願い致します。
MOVIE
ADV|¥1,000 DOOR|¥1,300
PERFORMANCE
ADV|¥2,500 DOOR|¥2,800
17歳以下無料
・全席自由席
・開場/受付開始は開演の30分前
・お子様もご覧いただけます

PROFILE

バストリオ

企画・主催

今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット。自然や都市のもつ感触、役者の身体から出てくる生理や質感を活かし、フラットで豊かな作品をうみだす。生演奏による音と役者の声、ものと身体、光と影、テキストや映像を断片的に扱い、ドキュメンタリー編集の技法を用いて観客の想像力を喚起する演劇をつくりあげる。東京・足立区での半年間のワークショップ「こどもえんげき部」や、日本各地を音楽家とツアーで回る活動も行なっている。これまでにコラボレーションしたミュージシャンは松本一哉、杉本佳一、minamo、滝沢朋恵、空気公団、タカラマハヤ、角銅真実、三日満月など。
konno_orig

今野裕一郎

作・演出

1981年生まれ。バストリオ主宰。映画監督、演劇作家。横浜国立大学経済学部を中退後、京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。学生時代にドキュメンタリー映画監督の佐藤真氏に師事。在学中よりドキュメンタリー映画の制作を行う。「出産」をテーマに家族が増える喜びを描いたドキュメンタリー映画『3人、』がある。劇映画の監督としても活躍し、初の劇場公開長編映画となる『Hello supernova』は池袋シネマ・ロサやドイツ・フランクフルトの映画祭で公開された。演劇界においては宮沢章夫氏に師事し、遊園地再生事業団で数本の作品に映像・出演で参加。バストリオを2010年に立ち上げ、以降精力的に演劇の枠を越えた作品を発表してきた。

FourColor

ライブ演奏

FilFla、Vegpher、Minamoの名義でも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー杉本佳一によるソロプロジェクト。調和不調和、曖昧と明瞭、デジタルとアナログ、必然と偶然、これら相反する物を同次元で扱う事でユニークな音楽を生み出す事を目指している。
杉本の作品はニューヨークの「12k」をはじめ、ドイツ「TOMLAB」、日本の「HEADZ」など国内外の音楽レーベルから発表されており、英「THE WIRE」誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選出されるなど、海外での評価も非常に高い。また、数多くの映画/映像、演劇、エキシビジョンへの楽曲提供・制作や、CMをはじめとする広告音楽を手掛け、担当作品がカンヌ映画祭・監督週間「若い視点賞」、フランス・エクスアンプロヴァンス映画祭「オリジナル映画音楽部門賞」を受賞するなどの実績も残している。
2015年『Ballet』リリース。
 
ウェブサイト:http://www.frolicfon.com/
ライブビデオ:http://vimeo.com/27304187
MV『Quiet Gray 1 [featuring Moskitoo]』:http://youtu.be/MgoDeAgnJnI
fourcolor
sunakawa

砂川佳代子

作・出演

大学在学中にパフォーマンス集団「時々自動」のメンバーとなり、以降国内外での公演・ライブに多数出演する。クラリネット・ウクレレ・うたの他、作曲、ダンス・ストリップもやる。
近年は外部作品に楽士として出演する
他、バストリオでは2012年の舞台作品『Very Story, Very Hungry』に出演以降、立て続けに出演。
美術モデルを生業とし、静止するのが得意。ヨガインストラクターでもある。

坂藤加菜

作・出演

1993年東京うまれ。身体を用いた作品の発表や音楽家の演奏に交ざる踊り子、映像作品への出演、横須賀 飯島商店の催し「となりあう身」を主催するなど幅広く活躍。2016年の舞台『うみ鳴り』では出演だけでなく鈴木健太と共に演出も手がけ、2018年に桑原史香と共に振り付け・演出した『こんなに知らない貝と皿』がある。また、バストリオでは2016年の舞台作品『YOUNG YOUNG MACHINES』以降『TONTO』、『ストーン』、『黒と白と幽霊たち 莇平版』と立て続けに出演する。映画の出演作には『暁の石』(14/清原惟・飛田みちる)、『ひとつのバガテル』(15/清原惟)などがある。
sakato
hashimoto

橋本和加子​

作・出演

バストリオのパフォーマー。大阪府出身。京都造形芸術大学卒業。在学中に佐藤真ゼミでドキュメンタリー映画を専攻する。卒業後は俳優として活動をはじめ2010年のバストリオの立ち上げ以降全作品に出演する。バストリオ以外の主な舞台出演作品に『家の内臓』(10/前田司郎)、『トータル・リビング1986-2011』(11/宮沢章夫)、『東京ノート』(16/矢内原美邦)、『ウラGBB』(15/金山寿甲)、『聖地巡礼』(18/小田稔尚)など。
 
出演映画『凹/eau』(19/菊沢将憲)が、9月24日から27日に東京・LOFT9 Shibuyaで上映。2020年3月に吉祥寺シアターで上演のミクニヤナイハラプロジェクトの新作に出演予定。

kurokimai

作・衣装・イラスト

1992年鹿児島出身。
絵を主体とした作品を制作し発表。
映像・写真、ことばからもアプローチしている。バストリオでは、ヴィジュアル面でのアートワーク全般、またリメイクユニット「MOC」として衣装制作・スタイリングを担当。
 
plofile

秋良美有

作・空間

1994年生まれ。2018年愛知県立芸術大学美術学部油画専攻卒業、2020年東京藝術大学大学院先端芸術専攻修了。個人制作を続ける作家でありながら、2018年よりバストリオとして活動をする。2018年『黒と白と幽霊たち』(金沢21世紀美術館)、2019年『TRANSIT』(急な坂スタジオ)舞台美術担当。個人制作では、鑑賞者と他者との関係を築く空間演出をしている。

MAP

VACANT
 
東京都渋谷区神宮前3丁目20−13
 
制作・Web|橋本和加子
宣伝美術|kurokimai
協力|黒瀧保士(VACANT)
企画・主催|バストリオ