北海道知床・斜里町にて8月17日(土)から9月1日(日)にかけて開催される『葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024』にバストリオが参加します。松本一哉さんとのレパートリー作品『黒と白と幽霊たち』に加え、斜里町にて滞在制作する『葦の波 part3』、さらに今野裕一郎が演出する『語り継ぐ女の歴史』朗読発表会を上演します。
参加型プロジェクトやワークショップ、作品展示など今年の芸術祭プログラムも充実しています!ぜひこの機会に足をお運びいただけたら幸いです。皆様のご来場心よりお待ちしております。
葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024
会期:2024年8月17日(土)〜9月1日(日)※水・木曜休館
土・日|10:00ー17:00
月・火|12:00ー19:00
金|13:00ー17:00
料金:無料(公演のみ有料)
会場:斜里町旧役場庁舎(旧図書館)
アクセス:
〒099-4113 北海道斜里郡斜里町本町42−1
JR:知床斜里駅から徒歩7分
車 :女満別空港から60分
バス:斜里バスターミナルから徒歩7分
バストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち』
作・演出・出演|今野裕⼀郎
演奏|松本⼀哉
出演|坂藤加菜、橋本和加⼦、 菊沢将憲(声)
美術|⿊⽊⿇⾐
『黒と白と幽霊たち』はパフォーミング・アーツ・コレクティブ「バストリオ」と音楽家の松本一哉が共同で制作したパフォーマンス作品です。2016年に東京・谷中にある宗林寺で初演して以来、全都道府県での上演を目標に、これまで15都道府県・42回におよぶ公演を行ってきました。松本一哉の生演奏によって生み出される即興的かつ緻密な音楽と躍動感溢れるパフォーマーの身体、光と影。さまざまな要素によって空間を揺り動かし、“ここ”と“どこか遠く”へと観客の思いと想像力を掻き立てます。(斜里げいぶん支援事業)
日時:8月15日(木)18:30-19:30
※開場・受付開始は開演の30分前
会場:斜里町旧役場庁舎(旧図書館)
チケット:一般/2000円 高校生以下/500円 未就学児無料
あしげいオリジナル公演『葦の波 part3』【野外公演】
作・演出:今野裕一郎
作:岩村朋佳、川村喜一、川村芽惟、黒木麻衣、小泉柊介、中山よしこ、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲、ほか
『葦の波』はあしげい実行委員が主となり共同制作するパフォーマンス作品です。2022年から2年に渡り芸術祭のフィナーレを飾り、満員御礼の中、旧役場庁舎の庭から1階、2階へと移動するスタイルで上演してきました。知床で暮らしてきた人と、知床で暮らし始めた人と、知床を訪れた人たちが芸術祭の準備から会期まで約2ヶ月弱の期間を通して発見した地域の特色や出会いを舞台上に持ち寄ることで、それぞれの生活と表現、その周縁のものや知床の風景や生きものたちの気配、今も残っているものや消えてしまったものを観客と想像してきました。今年度は、実行委員に地域おこし協力隊として斜里に移住したメンバーも加わったことで、さらに斜里町という土地に根差し、町民との関係性を紡いだ上での上演を目指します。(斜里げいぶん支援事業)
日時:
8月30日(金)18:30-19:30
8月31日(土)18:30-19:30
9月1日(日)18:30-19:30
※開場・受付開始は開演の30分前
会場:斜里町旧役場庁舎(旧図書館)
チケット:一般/2000円 高校生以下/500円 未就学児無料
注意事項
当公演は一部、野外での上演となり、蚊などの虫が発生する可能性があります。
運営側でも、蚊取り線香を焚くなど対策を行う予定ですが、虫除けスプレーの持参や長袖のものを着用いただくなど、各自対策を行なっていただけますと幸いです。
『語り継ぐ女の歴史』朗読ワークショップ&発表会
演出|今野裕一郎
出演|ワークショップ参加者のみなさん
1989〜2001年にかけて「斜里女性史をつくる会」が編集発行をした、明治・大正生まれの斜里の女性152人の人生の聞き書き集、『語り継ぐ女の歴史』(第1〜6巻)。これらの冊子から文章を抜粋し、老若男女問わず幅広い世代の声で謡い直す朗読ワークショップと発表会を行います。ワークショップでは朗読を通してかつての斜里を生きた女性たちの人生を体験して参加者各々が感じたことを共有します。最終的には演出家の今野裕一郎によるディレクションを加え、まちの人へと語り継ぐ発表会が実施されます。(斜里げいぶん支援事業)
日時:8月24日(土)17:00-18:30
※開場は開演30分前
会場:ゆめホール知床(会議室1)
北海道斜里郡斜里町本町4
チケット:無料 ※要申し込み
葦の芸術原野祭2024
主 催:葦の芸術原野祭実行委員会
共 催:公益財団法人北海道文化財団
協 力:斜里町立知床博物館
後 援:北海道、斜里町芸術文化事業協会(斜里げいぶん支援事業)、斜里町としょかん友の会