第14回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ・オーディエンス賞受賞公演 

セザンヌによろしく!

at 調布市せんがわ劇場

ひとりの人間が山にやってくる。

大きなものに飲み込まれてしまわないよう、山とどう向き合うのか、何をみてるのか、何を聞いてるのか、観光なのか、定住するのか、勝手にやってきたその人間は山と話しはじめる。

そこにもうひとりの人間がやってきた。セザンヌだった。音楽家だった。

一つのサウンドの連なりが山へ近づいていくことを夢みていた。

INTRODUCTION

バストリオは2025年6月1日(日)から6月8日(日)にかけて、調布市せんがわ劇場にて『セザンヌによろしく!』を上演します。

画家のポール・セザンヌが生涯をかけて描いたサント=ヴィクトワール山。山に分け入り、山へ近づき、山と一体になろうと向き合い見つめ続けたセザンヌの手と視線を舞台上に映し取ります。

ここはある街の中にある劇場で、外には道があって、家があって、線路があって、川があって、空があって、遠くには山があって、もっと遠くには海があって、もっともっと遠くには知らない国があって、たくさんの生き物たちがいて、わたしたちはお互いのことを知らないまま、誰でも出入りすることができる扉を開け、ここに集まって起こること全てを見つめようとした。

劇場とその外に拡がるこの世界、大いなる可能性と現実、共に存在してきた数多の生き物と人間の姿形。出会う、触れる、その瞬間の生を肯定し、あらゆる感覚を携えて“山”と“人間”をスケッチする祝祭的音楽劇。

Photo by 青二才晃

TIME TABLE

2025年6月1日(日) 〜 6月8日(日)

6月1日(日)18:30-◉
6月2日(月)19:30-◉⭐︎
6月3日(火)19:30-◉
6月4日(水)14:30-/19:30-
6月5日(木)19:30-
6月6日(金)19:30-⭐︎
6月7日(土)13:30-/18:30-
6月8日(日)14:30-

※全席自由席
※上演時間は約60〜70分を予定(2025年4月1日時点)
※途中休憩なし
※受付開始・開場は開演の30分前

[全10公演]

◉:早割
⭐︎:アフタートーク

6月2日19:30- 山本貴愛(舞台美術・衣裳デザイナー)
6月6日19:30- 古川日出男(作家)

GUEST PROFILE

山本貴愛(舞台美術・衣裳デザイナー)

英国ボーンマス芸術大学シアターデザイン専攻首席卒業後、王立ウェールズ音楽演劇大学シアターデザイン専攻準修士課程首席卒業。主な参加作品に、美術・衣裳デザインとして、世田谷パブリックシアター『ロボット』(ノゾエ征爾演出)、劇団た組『ドードーが落下する』(加藤拓也作・演出)、ゴーチ・ブラザーズ『ブレイキング・ザ・コード』(稲葉賀恵演出)など。美術デザインとして、ホリプロ『ワイルド・グレイ』(根本宗子演出)、KAATキッズ・プログラム『らんぼうものめ』(加藤拓也作・演出)、劇団た組 『綿子はもつれる』(加藤拓也作・演出)、シス・カンパニー『いつぞやは』(加藤拓也作・演出)など。第31回、第32回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。
Photo by 土屋航

古川日出男(作家)

1966年福島県生まれ。掌篇から巨篇まで様々なタイプの小説を書き続けながら戯曲や評論、ノンフィクション作品も発表。朗読パフォーマンス、インスタレーションなども含む縦横無尽な文学表現活動を続けている。2024年、せんがわ劇場演劇コンクールの審査員を務めバストリオと出会う。
Photo by 朝岡英輔

TICKETS

<団体扱い>

一般

予約:3,500円
早割(6/1~3):3,200円
当日:4,000円

※当日精算(現金のみ)
※当日券は割引適用外・一律料金
※ちょうふアートプラス会員、U25、障害者割引、団体割引の取り扱いは「チケットCHOFU」のみです


<チケットCHOFU>

一般:3,500円
ちょうふアートプラス会員:3,150円
早割(6/1~3):3,200円
U25:2,800円
障害者割引:3,000円
団体割引(1回で10枚以上購入):1枚3,150円
14歳以下:無料

※事前精算
※割引の併用はできません
※券種や割引をよく確認の上ご購入ください

予約には有効期日があります。期日内に引き取りがない場合、無効となります
※チケットの引取方法は、窓口、セブン‐イレブン、チケットれすQのみとなります。郵送は承っておりません。
※窓口での引き取りは手数料無料です。
※ご購入後のチケットのキャンセルや変更、紛失による再発行はできません。
※会場内でのご飲食、写真撮影、録音、録画は禁じています。
※障害者割引、車いすスペースの必要なお客様は購入時にチケットCHOFU(042-481-7222)へお申し出ください。


14歳以下無料未就学児観劇可


※上演中、大きな音が出る場面がございます。あらかじめご了承ください。

※本公演では上演中の途中退席がしやすい「出やすい席」をご用意いたします。「出やすい席」をご希望のお客様はご予約時にお申し付けください。

お問合せ
info@busstrio.com

CREDIT

作・演出 今野裕一郎

出演
黒木麻衣
坂藤加菜
中條玲
橋本和加子
松本一哉
本藤美咲

照明 横原由祐

音響 岡村陽一

宣伝美術
嵯峨ふみか(デザイン)
黒木麻衣(イラスト)

制作
中條玲
橋本和加子

記録映像 佐藤駿

記録写真 コムラマイ

協力
galajapolymo、山二つ

主催 バストリオ

共催
公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団

MAP

調布市せんがわ劇場

〒182-0002
東京都調布市仙川町1-21-5

京王線「仙川駅」徒歩4分

※専用駐車場はありません。お近くの有料駐車場をご利用ください
※障害者用駐車場(1台分)があります。ご希望の方は事前に劇場までご連絡ください
※自転車・バイクでのご来場は、劇場裏側搬入口に専用駐輪スペースがあります

PROFILE

バストリオ

主催・企画

パフォーマンス作品を制作するコレクティブ。2010年⽴ち上げ。⽣きていく中で出会うビビットな瞬間を⼩さなシーンへと⽴ち上げるクリエイションを⾏う。様々なメディアを⽤いることで断⽚的な時間を構成し、いくつもの⾏為・出来事・モチーフをバラバラのまま配置する上演は、⾳楽的なグルーブを帯びながら“名付けようのない⽣”を描き出す。存在そのものを肯定するような祝祭的な時間は、観客の想像⼒を喚起し世界を捉える視点に奥⾏きをもたらす。第14回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリほか3冠受賞。

Photo by 川村喜一

今野裕一郎(こんの ゆういちろう)​

作・演出

1981年生まれ。演劇作家、映画監督、バストリオ主宰。
横浜国立大学中退後、京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。在学中に映画監督の佐藤真に師事し、淡路島で二年間撮影したドキュメンタリー映画『水の大師の姉弟』が卒業制作。上京後は演出家・劇作家の宮沢章夫が主宰する遊園地再生事業団に参加し『ニュータウン入口』『ジャパニーズ・スリーピング』『トータル・リビング』で出演・映像担当。2011年に友人の出産を記録したドキュメンタリー映画『3人、』を制作、2013年にシティボーイズライブで演出助手を務めた。2014年に映画『Hello,supernova』が池袋シネマロサで劇場公開、ドイツ・フランクフルトで開催されたNippon Connectionに正式招待。2019年に映画『グッドバイ』がポレポレ東中野で公開、その際に過去作がオールナイト特集上映された。2021年に映画『UTURU』が東京ドキュメンタリー映画祭に選出。バストリオというユニットを主宰し、演劇・ライブパフォーマンス・インスタレーション作品を日本各地で次々発表。映像・演劇を用いた教育活動、北海道・知床で葦の芸術原野祭の実行委員を務めるなどボーダーレスな活動を行なっている。

X

黒木麻衣(くろき まい)​

出演・宣伝美術(イラスト)

1992年鹿児島生まれ。
女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻卒業。
主に絵・イラストレーションを主体にした作品を発表。

「バストリオ」ではアートワーク全般を担当。
上演やワークショップで行われている「クリエイション」に関わり、
描くことにフィードバックしている。

Web

photo by Ralph spieler

坂藤加菜(さかとう かな)​

出演

1993年東京生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。2019年よりバストリオメンバーとして参加。ダンス、演劇、演奏の活動をその都度、隔たりをもったりもたなかったりしながら行う。バンド「山二つ」、ユニット「inter/view」など。

Web

photo by Ralph spieler

中條玲(ちゅうじょう れい)​

出演・制作

長崎生まれ。舞台芸術の出演と制作。自宅で中華をベースとした創作コース料理を提供する取り組みをやっています。植物の預かり、日記やテキストの執筆もやっています。

Web

photo by Ralph spieler

橋本和加子(はしもと わかこ)​

出演・制作

1984年大阪生まれ。大学では佐藤真のもとドキュメンタリー映画を学ぶ。2010年に同級生の今野とバストリオを立ち上げ、以降、すべての作品に出演し制作も担う。2022に年ドキュメンタリー映画『葦芸の映画』を監督。2024年にスヌーヌー『海まで100年』に出演。映画出演作としては今野裕一郎『グッドバイ』、菊沢将憲『凹/eau』、清原惟『すべての夜を思いだす』がある。バストリオYouTube『バストリオの間』ディレクター。2021年より北海道・知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」の運営に携わる。

Instagram

Photo by 田巻真寛

松本一哉(まつもと かずや)​

出演

音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー。
環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と場所毎に偶然に起こる環境音とが渾然一体となるように働きかけていき、日常の聴き慣れた事象に新たな切り口を与え、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでにソロ作品「水のかたち (2015)」「落ちる散る満ちる (2017)」「無常 (2022)の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
その他リリースに、バストリオのレジデンスプログラム内で制作した「オープン・グラインドハウス(2018)」、TAMARUと津田貴司とのトリオ音源「Amorphous (2021)」、坂本龍一追悼企画アルバム「Micro Ambient Music (2024)」などがある。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、全国各地で行なっているライブパフォーマンスやサウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、映画 / 映像作品 / 舞台公演 / 商業施設への楽曲制作、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、パフォーマンスユニット「バストリオ」の企画や公演に参加するほか、2021年から北海道知床で毎年開催している「葦の芸術原野祭」を立ち上げから運営するなど、音による表現を軸に活動を展開している。

Web

Photo by Ralph spieler

本藤美咲(もとふじ みさき)​

出演

1992年生まれ。音楽家。
即興演奏と作編曲の二極を基盤とし、多様な分野のアーティストと共演・共同制作を行い日々触手を伸ばす。
主宰バンド『galajapolymo』を2018年に結成。『Tokyo sound-painting』『OTOMO YOSHIHIDE Small Stone Ensemble』『渋さ知らズオーケストラ』ほか参加プロジェクト多数。
2025年よりパフォーミングアーツコレクティブ『バストリオ』メンバーに加入。
2022年に1st solo album「Yagateyamu」をhitorriレーベルよりリリース。
2018年より渋谷区大和田レインボウ・プロジェクト講師を務める。
ライヴパフォーマンスを主な活動とするほか、映像メディアのための音源制作/作編曲提供/音源作品での演奏参加/イベントの企画運営なども行う。

Web

横原由祐(よこはら ゆう)​

照明

日本大学芸術学部卒業後、照明家齋藤茂男に師事。シアタークリエイションに9年間所属した後独立しフリーの照明デザイナーとして主に活動
近年の作品として
23年「カストリ・エレジー」(シライケイタ演出)第43回日本照明家協会協会賞舞台部門奨励賞受賞
25年「花と龍」(長塚演出)
「ポルノグラフィ レイジ」(桐山演出)
「リンス・リピート」
24年「木下歌舞伎『三人吉三廓初買』」
「リア王」(ショーンホームズ演出)
などがある

Photo by kurokimai

岡村陽一(おかむら よういち)​

音響

専門学校で録音を学ぶ。インドの古典楽器の奏者と出会い関わる中で、 さまざまなスペースでのステージ音響にも携わる機会が増える。 2015年よりバストリオの公演のいくつかに音響として参加。

Photo by 佐藤瑞季

嵯峨ふみか(さが ふみか)​

宣伝美術(デザイン)

バストリオ「ストーン」に出演後、たまに宣伝美術などで参加。
過去にオフィスマウンテン、趣向、モメラスなどの宣伝美術を担当。

Photo by 瀧本信幸

佐藤駿(さとう しゅん)

記録映像

映画美学校アクターズコース一期初等科、横浜国立大学大学院Y-GSCスタジオ修了。
TVCM制作会社勤務を経て、2016年ごろより舞台芸術に演者として参加し始める。近年の出演団体に、Dr. Holiday Laboratory、バストリオ、屋根裏ハイツなど。
また並行して、舞台芸術の写真記録および映像記録を行っている。
今年出演したバストリオ『トーキョー・グッドモーニング』では「ドキュメンタリー」という役をやりました。役目としては地続きのつもりでがんばります。

Web

コムラマイ

記録写真

1993年 徳島生まれ。写真家。特に生き物を撮ることが好きです。

ARCHIVE

『セザンヌの神鍋山』

*豊岡演劇祭 2022 フリンジ参加プログラム『滝ヶ原芸術祭ツアー 2022 in 豊岡』内にて
写真|田中哲哉

会期|2022年9月17日 -18日
会場|神鍋山・嘉一郎ハウス

作・演出|今野裕一郎
作 |中條玲、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲

『セザンヌの斜里岳』

*葦の芸術原野祭にて
写真|川村喜一

会期|2023年8月5,11,16-17日
会場|川村邸〜北暦の原野

作・演出|今野裕一郎
作 |中條玲、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲

特別出演(8月11日)|坂藤加菜、黒木麻衣

『セザンヌによろしく!』

*第14回せんがわ劇場演劇コンクール出場作品
グランプリ、オーディエンス賞、演出家賞、俳優賞を受賞
写真|青二才晃

会期|2024年5月18日
会場|調布市せんがわ劇場

作・演出・出演|今野裕一郎
出演 |黒木麻衣、坂藤加菜、中條玲、橋本和加子、松本一哉、本藤美咲


お問合せ:バストリオ info@busstrio.com