20171128

遅くなりました、ここに書いておこう。

バストリオ『エモーショナル』という作品を終えました。
不思議なほど、醒めて見つめていました。
これでバストリオでやってきたことが一つの区切りを迎えました。
作っている最中にも感じていましたが、7年かけて考えてやってきたことが出会ってきたことが技術が経験が感覚が溢れるほどあったりするのですが、そのことを言葉にするの無理なので、これにて、って感じです。この発見したものは俺の中にだけあります。参加者や関わってくれた皆さん、お客さんには感謝しかないです。敬意を持って。日常で妥協するのは簡単ですが、表現においては妥協はできないです。

大きな変化がやってきました。
というわけで一歩出て、今は広がってスッキリしてます。
演劇は演劇でそれ以下でも以上でもないし否定も肯定もいらない。
そんな相対的なものにさようなら、いつだって絶対的なものと相対的なものの間の孤独でこそ息をしていきます。
やりたいことは溢れてますが、まずは勉強の日々です。

久々に今日は足立区の銭湯にいきましたが、相変わらずガタイのいい爺さんが溢れてます。地に足がついた仕事をしてきた筋肉が付いてます。その裸たちと一緒に俺も裸で過ごすのが楽しい時間です。すれ違う見知らぬ人たちと裸でいる時間。1時間半、たっぷりいました。
最近のことは、、横須賀で知り合いの演劇を見たり、港区のお寺で12kというレーベルの20周年ライブを堪能したり、まあそんな感じです。あとは普通に暮らしてます。コーヒーを入れたり、足立区の子供たちと演劇をやったり、そういう仕事もしてます。

表現者として生きています。権利を主張する前にやることがあります。
一人一人がそこにいることが何かに回収されたりはうんざりです。
自己否定に酔いしれたり、自意識に浸ったり、不勉強や弱さを振り回したり、
表現においては真っ平御免です。