20170909

Paterson01

一人の作家の作品を見て、
ちょっとどうかってくらい感動しまして、ずっと残ってるのですが、それは泣けるとかいうことではなくて、思考の先に進んでいることに触れることができたからです。淡々とか、あの頃に戻ったとか、そんな雑なことあるわけがないです、日々が燃えていました。近作からの更新があって、簡単に手放すことがないために摩擦が起こる日常の延長にある熱、その敬意の中にいました。

ある人が、こういうことをしたということがあって、それに触れる喜びがあることは何よりです。

新作に向けてオーディションをしました。急だというのに集まってくれた人たちがいてありがたかったです。集中して見ることによって目の疲れが凄いですが、全く共有のない人たちに会うことで、批評的に見ることが意識されるということがあって、自分としては表現をする上で「何がやりたくないのか」ってことを強く知れるいい機会だと思います。

今月から家の近くで水道工事が始まって、騒音と振動が凄いので、文鳥はこの状況をどう感じているのかってことを探りますが、いつも通りに見えるので、なんとも理解し合うのは難しいことです。