20160427

20160427

いつだって「なけなし」のものと向き合う作業から生み出している。
現実から離れないことで、でもひたすらそれらは離れたがっていて違うフリをしたりする。あるものをなしにしない、出来るだけ嘘をつかずにやるということ。でも嘘をつかないために向き合わないという選択をすることは、嘘をつくより厄介なもので、満ちすぎてるがゆえの欲望というものはエラーを起こしやすくてどうしようもない。

見渡すと、見栄やプライドが染み付いていて見事にからっぽだ。
いまはじっくりと溜め込んでいく。

ギャラクシティという施設でバストリオはこどもえんげき部をやってるんだけど、そこで働いている人たちに誘っていただき晴れた日にバーベキューに参加する。楽しい時間を過ごす。ふと、近くの中学生のブラスバンド部の子供たちがファンファーレを鳴らすと、まるで嘘みたいなものが目の前に現れるけど、これは現実なんだから、きっとこんな風に嘘みたいなもんでも現実がこのようにあればと、そのようなものに積極的に関わるべきだと、小さな笑い声が起こせればと、そう思う。

ライアン・マッギンレーはいつだって好きな表現のど真ん中にいるから最高に笑える。